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所長プロフィール

村瀬 公胤(むらせ まさつぐ)
1971年東京生まれ。一般社団法人麻布教育研究所 所長(代表理事)・教育コンサルタント。
東京大学大学院教育学研究科博士課程で佐藤学ゼミに学んだのち、東京大学基礎学力研究開発センター特任研究員、信州大学教育学部講師、准教授を経て独立、麻布教育研究所を開設し、2013年1月11日一般社団法人麻布教育研究所代表理事に就任、現在に至る。全国各地の小中学校、幼稚園等で授業・保育研究のコンサルティング(指導助言者)を務めるほか、JICA(国際協力機構)プロジェクトでインドネシア国「前期中等教育の質の向上プロジェクト」(2009〜2013)、ミャンマー国「初等教育カリキュラム改訂プロジェクト」(2014〜2021)、エチオピア国「理数科教育アセスメント能力強化プロジェクト」(2014〜2017)などに参加。最近では、パレスチナ国「理数科教育質の改善プロジェクト」(2021〜)において理科教育/学力診断を担当する。Japan Innovative Schools Network supported by OECDでは、研究コーディネーターを務めた(2016〜18)。一方、国内では、名護市教育委員会(2013〜2017、2020〜)、須賀川市教育委員会(2018〜)、三春町教育委員会(2019〜)の学校教育アドバイザー、および伊平屋村の教育振興基本計画審議会委員(2021〜)や大町市立美麻小中学校の学校運営協議会第三者評価者を務めるなど、自治体の委嘱による業務も行う。

主な著書に『私がわたしらしく育つ学校:子どもも教師も学ぶ大町市立第一中学校のカリキュラム・マネジメント』(編著)麻の葉出版、『Lesson Study and Schools as Learning Communities: Asian School Reform in Theory and Practice』(共編著)Routledge、『現場で役立つ 教育の最新事情』(共編著)北樹出版、『教育研究のメソドロジー:学校参加型マインドへのいざない』(共著)東京大学出版、『教育心理学キーワード』(共著)有斐閣、主要論文に「授業研究の現在」『教育学研究』第74巻第1号、「理科授業の話し合いにおける科学的概念の協同構成―比喩表現のアプロプリエーション(借用/領有)に注目して―」『理科教育学研究』51巻3号、「道徳における規範とケアの相克:「二人称的かかわり」の視点による「規則の尊重」と「相互理解,寛容」の再定義」『教育方法学研究』第44巻(共著)、「教職課程必修科目「特別支援教育」充実のための教員意識調査―A 県の結果から―」『LD研究』第31巻第1号(共著)など。そのほか、沖縄タイムスの教育欄コラムに寄稿(2012年10月〜2013年3月)や、絵本『うさぎのミミちゃん』(郷土出版社)の解説等、多岐にわたる執筆業も行っている。